イタリア見本帳工場&生地工場

イタリア2日目も見本帳作成工場と生地屋を中心に案内して頂きました

見本帳に生地を自動で貼る機械です

生地の延反と裁断機です

裁断機は当社の機械と同じです(^^)/

2日目はスーツやシャツ生地を作っているメーカーの見学でしたので

写真はダメってことであまり撮れませんでした

こっそり撮影です

一日いろんな会社を見学させて頂き

ありがとうございました。

ここで見本帳作成についての感想です。

ヨーロッパにおける見本帳は歴史も古く

いかに商品を良く見せるかが考えられています

もちろんそれを作成する機械も発達しており

社内で見本帳を作る場合は機能的に考えられております。

日本における見本帳の差は一つは

ばらまき型の見本帳をヨーロッパではあまり作っていなく

一つ一つの生地が高級なこともあり、いかに高級な生地を高級に見せるか

を一つの観点において作成されているように思えました。

二つ目はヨーロッパにおいて内職は存在しなく

バカ高い人件費の社内にて作成するようになっているので

機械の導入と効率が必要になってるんだと推測します。

以上の2点が日本の見本帳との差と思いました

そこを踏まえ当社の進んでいく道が少しは見えたかと思います。

 

1つはヨーロッパではなくなった内職さんを日本では文化ととらえ

我々のような内緒さんの力を必要とする会社が内職さん全体の賃金をあげ

ヨーロッパのようになくならないようにする努力が必要かと思います。

急には賃金のこともあるので出来ませんが徐々に内職賃金は引き上げていく

つもりです。

ばらまき型の見本帳はやはり内職さんの力なくしてはやっていけません。

今後も内職さんと共に会社を伸ばしていきます。

 

2つめはヨーロッパで見た高級な見本帳の作成です。

今 日本国内では高級な見本帳を作る工房が非常に少ないです

現在、当社第二工場を作り少ない部数で高級な見本帳をつくる作業場(工房)

作っております。色々な機械も必要です

ヨーロッパに負けない見本帳作りをそこで目指して行く予定です。

 

以上2点を当社の行く道として考えております。

 

ヨーロッパの道。。。。。まだまだ続く。。。(^^♪

 

 

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